都城市で上場企業を誕生させた社長に「覚悟と決断」のお話を頂きました
「理想を現実にすること」は想像以上に大変なこと。しかしやればできる!のお話
※2023年3月開催のお話です
都城市出会いの支援事業にご協力を下さいました起業家のお話
なぜまた今この話をシェアするのか
この講座では、自分の人生を自分の思うように進めていく「志」。そのプロセスやコツを伺いましたが
年が変わる度に思い出すこの講座の内容を、再び思い起こし記録しシェアしておきたいと思いました。
※2023年3月に開催したセミナー&異業種交流会のお話です
2020年、都城市から上場企業が誕生しました
2020年、宮崎県都城市人口16万人のこの小さな都市から、東証マザーズ上場企業が誕生しました。
不動産業界に特化したITソリューションを手がける日本情報クリエイト株式会社です。その代表取締役社長・米津健一氏が会社を立ち上げたのは、1994年、31歳のときで社員2名でのスタートだった、とのこと。
「絶対に国内に発信する企業になる。だから社名に『日本』とつけた」そうなのですが、
その言葉通り、今現在(2025年)では全国28拠点、社員数300名以上の企業へと成長を遂げられています。(~HPより)
出会いを求めて活動されている皆さまに向けたお話をして欲しいと渇望したその理由
婚活しながらも人生に哲学を持ってはいかがでしょうか?少し格好をつけすぎているようで、書いている私自身もどこかこそばゆい気持ちがあるのですが。それでも、やっぱり大切だと思うからこそ、ぜひシェア、お伝えしたかったのです
米津社長をご紹介するページProduced by DOGAN 九州のいいヒト、いいコト、いいシゴトに
IT企業でありながら、米津氏が大切にしてきたのは「技術プラス人間力」でした。顔を合わせてのミーティング、声を掛け合う文化。新しい社屋に移転した際も、6階建てビルの3階部分まで吹き抜けの内階段を設け、フロアが違っても互いの動きが伝わる空間をつくりました。
とありました。講座では、「都城市で一番大きなビルを建てる」と志した日のことをお話頂きましたが「建てる」ことはしなかったが、志どおりに都城市で最も大きなビルを10号線沿いに所有されています。
その志にも「関わるすべての人が幸せになること」という、米津社長のITを超えた、経営と人生の哲学がありました。
信じること、哲学があること
図書営業、車工場での勤務を経て、独学でITの世界へ。浮き沈みの激しい業界で、小都市・都城を拠点に選び、上場を果たした。その原動力は
「自分たちなら上場できると信じていた」
とありますが、米津社長は「都城市で一番大きなビルを建てる」を豪語するようなイメージの方ではありません。米津社長は、自分の夢や理想を10人の人に言えば「叶う」11人の人に言えば「志」になる。しかし、むやみに多くの人に語らうものでもなくそれ以上言うと嘘「吐き」となる、というお話もしてくださいました。
あなたのまわりに夢や理想を語る人はいらっしゃいますか?それは大勢の方に向けて、でしょうか。それともあなたに向けて、でしょうか。ご自身は夢や理想、願望、こうなりたいという情熱や志はあるでしょうか。その思いを語る相手はまわりに10人いますか?11人目の人はだれでしょうか。
このセミナーに込めた想い
2023年3月、都城市の婚活支援事業の一環で、出逢えるアリーナが企画・実施させて頂いたこのセミナーは、満席となりました。
婚活支援を行い、結婚相談所を運営しながらも、私は「結婚」がゴールとは思っていないですし、もっと大切なことを心に秘めて欲しいという願いがあります。まず自分の人生をどう生きるか。その軸をしっかり持った人が、はじめて誰かと本当に向き合えると感じていますし、理想のパートナーとの出逢いは、学びと成長のその先にあると思ってます。
そして、婚活と仕事、人生は繋がっていきます。婚活も仕事も結局のところ、最後は『人間力』が試される場で、婚活で得たことは仕事にも応用できますし、逆もしかり。
おあいてを探すきっかけは「このまま一人だったらどうしよう」「将来の経済的なことが不安」「誰かに自分を支えてほしい、癒やしてほしい……」そのような感情であることも多いと思います。 自分の中に空いた「寂しさ」や「不安」という穴を、結婚という手段で、あるいは誰かパートナーという存在で埋めようとしてしまう。そのお気持ちは痛いほどわかります。でも、私の経験上、自分に足りないものを相手で補おうとする「欠乏」からの出発は、皮肉なことに、なかなか良いご縁に繋がりません。
結局のところ、物事がうまくまわり始めるとしたら、条件や学歴、不安は寂しさではなく、その人の内側にある「自分の人生をどう生きるか」という哲学ではないか、そのように思います。
ですから、米津社長の19歳の頃からの「志」を伺い、このお話はこれから仕事や家庭を持って頑張る皆さまにもぜひ聞いて頂きご自身の哲学のヒントになれば、と願ったのです。
ご講話の内容に、事業への高い志ゆえに、ご家族に苦労をかけた時期もあったとのことですが、そのお話にふれるときには重みと温かさを感じました。現代ではあまり推奨されないことですが、結婚とはお互いの「役割」で成り立つこともあると思います。
しかし社員の方と一緒にいらっしゃるときも、対等でありながらも、でも確かに「社長」でいらっしゃり。その関係性のあり方そのものが、ひとつの強いメッセージとなりました。
肩書きに頼ることも、ご自身を飾ることもなく、それでいて不思議と人を惹きつけ、周囲に安心感を与えていらっしゃる米津社長。立派な方でも威厳を示さずして「なぜか慕われる人」というのが、世の中にはいらしゃいますが、米津社長はまさにそういう方でした。
その点についても質問をさせて頂きましたが 実力と自信があれば"肩書"や"威圧"、”威厳"にすら頼る必要がなくありのまま、で良いのです、とおっしゃっていました。
また、良い意味で「他責」にせず「自責」で成長していける方を信頼し、採用などではその視点で人としての根っこを見極めて、とのこと。それは、ご自身が常に誠実に、自分に矢印を向けて歩んでこられたからこその、揺るぎない評価基準なのだと思います。
共に対話を重ね、歩んでこられたもう一人の講師・M様
このセミナーでは、もうお一方、大切なゲストがお話をしてくださいました。米津会長と共に、採用や経理の面から会社の急成長期を支えてこられたM様です。
M様は社内で要職を務めるプロフェッショナルであり、多忙を極める日々の中で、いかにして仕事と家事・育児を両立させてこられたのか。その問いに対して語られたのは、驚くほどシンプルで、かつ力強い「対話」の積み重ねでした。
M様は、結婚される前からご主人と「自分はどのような人生を歩みたいのか」を話し合ってこられたそうです。特に「仕事はやめない。」という意志。それをしっかり夫となるお相手に伝え、理解を深めるプロセスを大切にされたとのこと。
また、ご結婚のエピソードで心から素敵!と感動したのは、なんとお二人、自転車で日本を一周されたという新婚旅行のエピソードです。同じ過酷な道のりを進み、同じ景色を見ながら、これからの人生をどう走っていくのか。お二人はそうして、自分たちの手で「自分たちらしい夫婦の形」を築き上げてこられたのだと感じました。
新婚旅行は自転車で日本一周ね!いいね!と、価値観が一致する出会いはそう簡単では無いように思いますが、「こうなりたい」という、ご自身の道を懸命に歩いているうえでの出会いでは必然的に起こりうるのではないでしょうか。
「誰かに決めてもらう」のではなく、大切な人と語らい、納得のいく道を選び取る。その自立したパートナーシップの在り方は、これから出逢いを探す方々にとっても、大きな指針となったはずです。M様、改めて貴重なお話を聴かせていただき、心より感謝申し上げます。
結局のところ、物事がうまくまわり始めるとしたら、条件や学歴、不安や寂しさではなく、その人の内側にある「自分の人生をどう生きるか」という哲学ではないか、そのように思います。
現在、婚活を頑張られていてなかなか結果が出ないことに苦しく悩まれる方も多いと思います。婚活のシーンでは学歴や条件、見た目などが重視されますが、「考え」や「生き方」、「志」の面にも意識を向けてみてはいかがでしょうか。
時間が経っても色褪せない出来事というのがあります。あらためてお話をくださいましたことに感謝を込めてここに残しておきます。
※米津社長は、この講座後、代表取締役社長を経て、2023年9月日本情報クリエイト株式会社 代表取締役会長に就任されています。
